Lull と黒嵜昌代さん
株式会社Lull(ラル)の黒嵜昌代さんが登場する回。動画では、エステ・マッサージ・まつげ・ネイルなどのリラクゼーションサロンを複数店舗で展開する事業の中身と、育児や異業種の経験を経て独立に至った歩みが語られる。
事業 — エステ・リラクゼーションの多店舗運営
動画によると、Lullは合計4店舗を運営しているという。トータルビューティのサロンが1店(エステ・マッサージ・まつげ・ネイルを総合的に提供)、リラクゼーションサロンが2店、まつげ・ネイルのサロンが1店という構成で、東京と神奈川にそれぞれ2店舗ずつ展開していると語る。
きっかけ — 「人を癒す仕事がしたい」
動画によると、黒嵜さんは3人の子育てをしながら仕事も家のこともこなす忙しい日々のなかで、自分がマッサージサロンで癒された経験から「人を癒す仕事がしたい」と思ったことが原点だという。独身の頃にエステで働いた経験もあり、「人に触れる仕事が好きだ」と実感したと振り返る。
営業職の10年が生きる
動画によると、結婚・出産後は美容業界を離れ、営業職や不動産会社で10年あまり働いたという。保育園の都合で日曜や夜の勤務が難しかったが、勤めた不動産会社が子育てに理解があり、二人一組で一人の顧客を担当する体制だったことなどから長く続けられたと語る。当時の営業経験は、接客や会話、お客様の悩みに共感する場面でいまも生きていると話す。
独立 — 不動産からゼロへの挑戦
動画によると、夜の時間に出にくいなど勤め先の制約があったこと、自分の理想とする店をつくりたかったことから、自分のペースで働ける独立を選んだという。これまでで一番大きな挑戦は「いきなり独立したこと」だと語る。不動産業からリラクゼーションへ、ブランクもお客様もゼロからの出発で、誰にも相談せず一人で決めたという。一方で、不動産の経験から家賃交渉や物件探しはスムーズで、独立店舗を契約してから腕を慣らすために3か月だけマッサージ店でアルバイトをしたと話す。怖かったのは「集客」一本で、「店は誰でも作れるが、作った後にお客様が来ないことが一番怖かった」と振り返る。
アルバイトで出会った仲間
動画によると、独立前の3か月のアルバイトで、名古屋から上京していた22歳のスタッフと出会ったという。黒嵜さんは子育てのため夕方までしか働けず、夜の時間帯に店が空くことから「夜は店を使っていい」と早番・遅番で一緒に働く形を提案。店の近くにワンルームを借りてあげて、2年間ともに頑張ってもらったといい、今も仲がよいと語る。腕慣らしのアルバイトが、思わぬ良い出会いになったという。
最初の店と「専門性」での差別化
動画によると、1店舗目は中国系マッサージ店が多く単価も安い激戦区(地元・蒲田)で、普通のマッサージ店では埋もれてしまうと考え、アーユルヴェーダのサロンとして専門性を打ち出したという。たまたま店の向かいのホテル1階にアーユルヴェーダのレストランがあり、そこにチラシを置かせてもらったことで、関心の高い客が来店。オープン時に来てくれた最初の顧客が周囲に紹介してくれたことを、今でもよく覚えていると語る。
「信頼を積み重ねる」集客と空間づくり
動画によると、売上づくりで最も意識しているのは「信頼を積み重ねること」。単価を上げ続けるより、信頼関係を築いてリピートにつなげる考えだという。お金をかけない集客として既存客からの紹介が大きく、地主のイベントに出させてもらうなど「お客様の協力」に恵まれていると語る。空間づくりにもこだわり、アジアンテイストのなかでも無理に高級感を出すのではなく「居心地のよい世界観」を意識し、新規客の緊張をほぐして笑顔で帰ってもらうことを大切にしていると話す。
選ばれるサロンとリピーター8割
動画によると、選ばれるサロンの共通点として、技術はもちろん、スタッフ全員が同じくらいの安定感を持つこと、そしてサロンの世界観・空間に一貫性があることを挙げる。古い店舗はもちろん、一番新しい店舗でもリピーターが8割を超えているといい、「マッサージが目的というより、悩みを相談しに人に会いに来てくれる」お客様も多いと語る。スタッフの研修でも、しっかり信頼関係を築けるよう接客を伝えているという。
5店舗から4店舗へ — 人材という悩み
動画によると、黒嵜さんはかつて5店舗まで広げたが、人を雇用して育てきれなかったこと、女性のみの雇用で結婚・出産などのライフイベントが重なり、思い描いたスピードで展開できなかったことから、1店舗を売却して現在の4店舗体制にしたという。これ以上の店舗展開は考えず、今ある店を安定させる方針で、最大の悩みは「人材」——既存スタッフとの相性や、サロンの世界観に共感してくれる人を見つける難しさだと率直に語る。女性同士ゆえの感情の波もあるが、互いに理解し共感できれば最大の強みになる、それをまとめるのが自分の仕事だと話す。
お客様の人生が変わる瞬間
動画によると、黒嵜さんは「お客様の人生が変わる瞬間」を何度も見てきたという。多いのは恋愛にまつわる相談で、そっと背中を押すと動き出し、良くない関係から離れると表情まで生き生きと変わっていくという。メンタルが変わると見た目や表情も大きく変わると語り、お客様を「友達のような気持ち」で見つつ、幸せになってほしいから思ったことははっきり伝えると話す。お客様から「ここがあるから頑張れる」と言われたときが一番うれしいという。
子育てとの両立、そして子からの言葉
動画によると、黒嵜さんが子育てをしていた頃は男性の育休という概念もなかったが、近年は男性の協力が得やすい時代になりつつあると語る。自身は「もっと子どもと一緒にいる時間を作ればよかった」と後ろめたさを感じていたが、子どもから「ママが仕事を頑張っていたのを分かっていた」「尊敬している」と言われ、引っかかっていたものが解けたと振り返る。後ろめたさを感じる女性に向けて「子どもはちゃんと見てくれているから大丈夫」と語りかける。
女性へのメッセージ
動画によると、黒嵜さんは「働く=自分の持っている価値を社会に還元すること」だと語る。大事にしている価値観は「自分の時間を大切にすること」で、自分の軸を持つ人こそ美しいと考えているという。自信が持てない女性には「完璧でなくていい。ここだけはと思える一つを持てば必ず変わる」と伝え、若い頃の自分には「怖くても挑戦してみなさい」と言いたいと語る。視聴者へは「挑戦してみてほしい。諦めなければうまくいく」とメッセージを送る。
本編
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